異なる勾配の屋根が交わるときの下地処理

規矩術

勾配の違う屋根同士がぶつかる場合、どのように下地を組むかは悩ましいところです。

そのような場合、どのように下地を組みますか?
やり方はいくつか考えられると思います。

屋根に直接下地材だけを打つ場合、下地に勾配をつけたくなることが多いと思います。


写真の矢印部分の材料は、墨に合わせるために斜めに加工したくなるかと思います。
その斜めの勾配は、下の図の★の角度です。

なお、上の写真の屋根勾配は下図と違い「四寸勾配」と「六寸勾配」ではありませんのでご注意ください。

上図は四寸勾配と六寸勾配ですが、勾配を変えて作図すると★の角度を出せます。
2つの勾配を入力すると★の角度が出力される式をつくれたら作ってみたい。


作ってみました。よろしければお使いください。

振隅屋根下地材の角度(異勾配の交わり)

振隅屋根下地材の角度(異勾配の交わり)

2つの屋根が接する取り合い部の2つの屋根の勾配を入力してください。
取り合い部の下地材の角度を出力します。

屋根1の勾配 / 100
屋根2の勾配 / 100

下地材の角度
0.000 / 100

実際の施工・設計においては必ず専門家の確認を行ってください。
利用は自己責任でお願いします。

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