施工をしていて、すごく難しいと思うのが床施工です。
床鳴りの一番の原因は金属と金属の接触だと私は思っています。
アンカーボルトと釘の接触が原因であることが多いような気がします。
あと、排水塩ビ管の立ち上がりと床材の接触が原因だったりもします。
釘もステープルも最小限にしておいた方が良いと考えています。
畳からフロアへのリフォームでは、畳の下地板が釘だらけなので、浮いた釘頭を全部打ち込むのですが、どこが鳴っているのかわからない、そんなこともありがちです。
木材と木材では、木が割れない限り鳴ることは少ないと思います。
でもなんとなく、巾木までの範囲で床材の小口も柱や壁から離しています。
割れる可能性があるので、小口付近に90mmや75mmの太い釘を下穴無しで打つのは気が引けます。
やれることをやって、分からないことは説明書通りにやるしかないのかなと。
”無垢材はやせる一方だ”という意見と、説明書の”はたらき幅が広くなることもある”という意見、どっちが本当なんでしょうかね。
お寺とか通風乾燥が完璧だとやせる一方ですね。
住宅だと、環境によって伸縮するため説明書の意見に軍配が上がるような気がします。
私にとって、床施工は本当に難しい仕事です。
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