梁成(高さ)について

大工用計算機

梁成(高さ)を、経験と勘で決めている大工さんも多いかと思います。
中にはその梁成(高さ)の根拠が欲しい、と思うかたもいるのではないでしょうか。
私は、もし梁成(高さ)の根拠を聞かれたら何て言えばいいのかな、と思う事も多いです。


下の表の数値は、技術資料(北海道立林産試験場「木造建築のためのスパン表」等)に基づき、一定の条件下で算出した**理論上の最小寸法(目安)**です。
梁材の幅は105mmかつ無垢材として算出しています。
集成材は無垢材より強度が高いので、その分を考慮すれば安全に、建て主の経済的、空間的、負担を軽減できる場合もあるかと思います。
よろしければ参考にしてください。

スパン
(梁の渡り長さ)
部材・条件 間隔 1820
(1間ピッチ)
間隔 3640
(2間ピッチ)
1820
(1間)
小屋梁 105 ~ 120 120 ~ 150
小梁(柱・小梁無し) 120 150
大梁(柱・小梁有り) 150 180
2730
(1.5間)
小屋梁 180 240
小梁(柱・小梁無し) 180 210
大梁(柱・小梁有り) 210 240
3640
(2間)
小屋梁 240 330
小梁(柱・小梁無し) 240 330
大梁(柱・小梁有り) 270 360

【ご注意】

• 本表の数値は、技術資料(北海道立林産試験場「木造建築のためのスパン表」等)に基づき、一定の条件下で算出した**理論上の最小寸法の目安**です。

• 実際の建築には、樹種、等級、地域による積雪荷重、屋根の重さ、柱の配置などの詳細な条件が関わります。

実際の設計・施工にあたっては、必ず建築士や構造設計士による構造計算および確認を行ってください。 本データを利用して生じたいかなる損害についても、当ブログは責任を負いません。


ちなみに、<梁成 = スパン ÷ 10〜12>も目安にはなると私は思っています。しかし、安全側により過ぎた過大な梁成(高さ)になりがちなようです。

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